上海蟹モクズガニ

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金曜日、仕事してたらクール宅急便届いた。開けてみたら、蟹〜!
ふるさと納税で島根県三郷町から届いたモクズガニ!やっほーーー!金曜日が蟹曜日!

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金木犀が咲くと、条件反射で上海蟹が食べたくなる身体になってしまい、、
だがしかし今年はコロナで上海にも行けず。
上海蟹の日本への輸入が、生きたままだと禁止になってしまったので
日本で食べる上海蟹は割高かつイマイチ。
どーすべえかなあ、、とぐちぐち言いながら、ふるさと納税のサイトを見ていたら
モクズガニが目に止まったのでした。

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いままでも日本のモクズガニのことは、
『上海蟹(チュウゴクモクズガニ)の同属異種』として知っていました。
でも楽天で見ると、「1kg(オスメス混合)8-10匹」など、小ぶりのものが多く。
日本風にガニ汁や味噌汁、炊き込みご飯にするならそのサイズでも良いと思うのですが、
「上海蟹」的に蒸して食べる場合、蟹ミソが命。
蟹ミソを楽しむには、繁殖期にあたる9-11月に
最低限150g以上ある蟹でないと、蟹ミソが足らんのです。

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そこを!!美郷町のモクズガニ、オス蟹が、5两(250g)超えてきた!5.3两ですな。
两リャンは重さの単位で、50gが1两。上海蟹の大きさは两を使います。
オスで5两は申し分ない、ハイシーズンならではの大きめサイズ。
日本のモクズガニがこんなに大きくなるなんて!

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メスが3两。メスの方が小ぶりなので、スタンダードサイズ。
メスは9月・オスは10月が旬と言われています。
メスの卵が育つのが9月で、オスの白子が育つのが10月だから。
ただし9月の上海蟹はまだまだ走りで、11月に入るとメスもオスも
どっしり大きくなって、食べ応えが増します。12月くらいまでは楽しめる。
それ以外の季節には食べなくてもいいかな。蟹は種類問わず、旬と鮮度。

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これは上海蟹の産地、陽澄湖の上海蟹レストランのいけす。
オスが4两(200g)、メスが3两(150g)でペアで2,000円弱。
観光地値段ではありますが、だいたいこれくらい。
今回の三郷町のモクズガニは、5两超えたオス蟹が3匹入ってで全部で7匹。
10,000円のふるさと納税なのでめちゃくちゃおトクに感じる。

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さ、生きてるうちに蒸しましょか。
鍋にお湯入れて、蒸し皿を置いて、沸騰して湯気が出たら蟹を入れるのみ!
よく紹興酒や生姜を入れるレシピありますが、ぶっちゃけ無くても問題ない。

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やっほーい!!大闸蟹来了〜!蒸してるときの匂いも懐かしい〜。
こうやって見てみると、やはり同じ種類の蟹ではないので絶妙に形が違う。
上海蟹の方が丸っこく、甲羅が盛り上がって、肩の出っ張りが1つ多い。

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↑上海のレストランの上海蟹。
ではではモクズガニを割ってみましょうか。。

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じょわぁあーーーーんんん!(銅鑼の音)
いいじゃーん!こんなにミソ入ってると思わなかったー。
メスの卵(蟹黄)が大きいし、オスの白子(蟹膏)もばっちり。
もう少し待つともっとオスが育ちそうな気も。

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いっただっきまーす!!つけだれは、黒酢、醤油、蜂蜜、針生姜。凉拌黄瓜を添えて。
もちろん紹興酒は欠かせません。



あああああおいしい!幸せ!上海の味。。
モクズガニここまでとは正直思っていませんでした。

以下、味の比較です。
モクズガニは上海蟹と比べてミソがさっぱりした味と言われています。
たしかに言われてみると、ハイシーズンの上海蟹と比べると脂の乗りが少ないです。
上海蟹を蒸したお湯は、オレンジの脂が浮くくらいミソに脂がたっぷり。
モクズガニはそれがありません。
ミソ(中腸腺)の量も、モクズガニは上海蟹の2/3くらい。

ただ、思うのですが、それは種の差というより、育った環境の差では?と。
中国の上海蟹はほとんどが養殖。
しかも蟹ミソや身体が最大サイズになるように、餌や薬剤でチートしてる蟹。

対して日本のモクズガニはほとんどが天然で育ったもの。
天然鮎と養殖鮎が違うように、天然鰻と養殖鰻が違うように、
育ち方の差が、ミソの量や脂の乗りに出てるような気がします。

中国の上海蟹は、養殖場でのホルモン剤や薬剤使用、水の汚染などがニュースになるので
中国人も安全だと思って食べている訳ではありません。
それに比べたら、美郷町で採れた天然モクズガニは、心置きなく食べられる。

脂の乗りが少ないと言っても、
ミソの濃厚さや旨味は100点なので、人によってはこちらの方が自然な味で美味しいと言うかも。
鮎も鰻も、脂が乗ってりゃいいってもんじゃないでしょ。
いやーーモクズガニ、美味しいよ!

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↑陽澄湖の上海蟹。紐がオレンジに染まってるのは、ミソ脂。
手の指がぺたぺたになるし、つけタレには脂が浮くほど。

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同じく陽澄湖で食べたMAXパワーのメス蟹。
紹興酒とあわせると、フォアグラパテ×ワインくらいの攻撃力がある。
高脂血症がはかどるわあ。

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去年中国語教室で、中国人の先生と上海蟹の話をしてて、
「先日、家で上海蟹パーティーした」「足立区で生きた蟹売ってた」と言っていて、
自分でも買ってみたくなって浅草の吉池に行った。
吉池の人に聞いたら「生きてる上海蟹は輸入禁止されてて、取り扱ってない」と。
「ん?先生の蟹はなんだったんだ」と謎に思っていたのですが、
あれはモクズガニだったのかもしれません。
多摩川や江戸川や、日本のいろいろな場所で採れるし。

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蟹の写真だらけだったので、最後は目がさっぱりする写真でも。我が家のコスモス。
今週は外食をやめて自炊したんだけど、

月曜日/松茸の土瓶蒸し、松茸ご飯、日本酒
火曜日/牛すじカレー、ハイボール
水曜日/鶏肉と春菊の小鍋仕立て
木曜日/カワハギの刺身、肝添え、ヒレ酒
金曜日/モクズガニ、紹興酒

と、秋満喫・酒場メニューであった。。
北米産松茸はお安くて香りそこそこなので、いいですねー。
カワハギの肝も美味しくなってきて冬が待ち遠しい。
ふぐのヒレは買い置きしてあって、レンチンでかんたんに作ってます。
寒くなるとねえ、ひれ酒たまらん。

★町のふるさと納税はこちら!モクズガニは11月下旬までだそうです、注意。
 


     
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